「あみ」では、運動療育と言語療育を中心として療育支援を行なっています。専任理学療法士と保育士がプログラムを作成し実行していきます。お子さまの発達は、6歳（未就学）までが非常に重要です。

スキャモンの発育曲線というのがあり、それには脳神経系の発達は、6歳がピークとあります。発達に障がいのあるお子さまは、脳神経の伝達部分で障がいがあると言われています。その為、6歳までにどれだけいい療育を受ける事が出来るかどうかで将来が大きく変わります。

「あみ」は、リハビリの理論に基づき、効果的な運動療育と言語療育を提供しています。

発達障害のお子さまは、脳神経の凹凸から「苦手」が生まれています。

運動療育は、その脳神経の凹凸に対してアプローチすることが出来ます。特にアプローチする部分は、脳の一部である前頭前野です。前頭前野は、脳の中でも司令塔と言われています。司令塔からの指示が上手く行かないため、様々な能力の凹凸が生じてしまいます。

「あみ」の運動療育を受ける事により、お子さまの「苦手」を解消していく事が出来ます。

「スピーチチェーン」と言って、人が音声を聞いてから発話するまでの工程を三段階に分けられています。

ことばの遅れや数の少なさなどは、この三段階のどこかで障害が起きています。言語療育は、お友達やスタッフと遊びや運動療育をしていく中で、「かして」「ちょうだい」などの言葉を促したり、相手の言葉を理解して言葉を表出できるようになっていきます。

言語の障害を解消していく事は、社会生活でのコミュニケーションをしていく中で非常重要です。

リハビリは、病院で入院している方や怪我をされた方が受けるものと思われがちですが、そうではありません。

リハビリの定義は、「身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である」です。つまり、リハビリを受けた方の「生活水準」が向上するようにしていく事を指しています。

運動・言語療育ともにリハビリ専門職員がかかわる事によりお子さまの発達を今まで以上に促すと同時に、「生活の質」の向上や日常生活レベルの向上を目指すことが出来ます。